家庭でできる害虫対策

家の中にいつの間にか害虫が増えているという事はありませんか。
また、最近布団がどうもチクチクして発疹ができたので、病院に行ってみたらダニに刺されていたという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
家の中に勝手に住んでいるのだから、家賃でも払ってくれればまだ我慢もできますが、気がつけばどんどん増えてストレスになってしまうと目もあてられません。
害虫を見つけたら、まずは退治ですが一人暮らしの女性では難しいという部分もあります。
しかし、害虫が来ないようにするための対策はあります。
今回は家庭でできる害虫対策をご紹介します。

どこから来たのかわかりませんが、突然あの黒い姿を見てしまうと、大抵の人は驚いてしまいます。
しかも1匹見つけたらその倍以上いると言われているのがゴキブリです。
害虫の中でもトップクラスと言っても過言ではありません。
一般的にゴキブリを見つけた場合には、殺虫剤を使用しその死骸は確実に廃棄しましょう。
ゴキブリは死に際に卵をのこしますので、それが厄介です。
卵は1週間くらいで孵化し、次の世代のゴキブリが誕生します。
巣ごと退治の餌などを併用することで、ゴキブリの数は減っていきます。
また、ゴキブリは台所が汚いと寄って来る確率が増えます。
特にジャガイモや根菜などを段ボールなどで常温保存していると、そこに集まる修正もありますので、なるべく段ボールを使用しないようにしましょう。
もちろん、生ごみなどはゴキブリの餌になりますので、きちんと蓋ができるゴミ箱を使用しましょう

暑い時期にいつの間にか飛び回っているのがコバエです。
基本的に生ごみから発生しやすいですが、缶ビールの飲み終わった缶を置きっぱなしにしているとそこから大量発生することもありますので、飲み終えたビールの缶は軽くすすいでゴミ箱に入れておきましょう。
また、ビールの缶に寄ってきやすいという習性を利用して小バエ対策をすることができます。
缶の底の部分をカットし、そこに水と洗剤を入れておくだけなのですが、簡単な小バエホイホイになります。
ただし缶をカットしますので、手を切らないように注意しましょう。

3)ダニ対策

ダニは目に見えていませんが、あちらこちらにいます。
特に畳部屋などはダニが生息しやすい環境ですので、人によってはアレルギー反応を起こす場合もあります。
対策としては、畳の中まで届く殺虫剤を使用することや、天気の良い日には布団を干すようにしましょう。
布団を取り込む際には、軽く叩くことでダニの死骸も落ちますので、アレルギー対策にもなります。
また、畳部屋がある場合には、数年に1度は畳を天日干ししたり新しいものに変えると良いです。

4)家庭菜園の害虫る

害虫は家の中だけではありません。
家庭菜園をしている場合には、せっかく育てた野菜が虫によって食べられなくなったという経験をされた方もおおいのではないでしょうか。
家庭菜園の害虫は、ホームセンターの植物コーナーなどでそれぞれに対応した殺虫剤を販売していることがあります。
また、専門の方が常駐している場合もありますので、相談してみるのも良いかもしれません。

5)その他の害虫

本来では害虫ではありませんが、人によっては苦手な虫というのもいますので、そういう人にとっては立派な害虫です。
しかし、それらの虫がどういう虫なのか知っておくだけで、いきなり殺虫剤ではなく部屋の外に逃がしてあげようという気持ちになることもあります。
代表的なものでは蜘蛛です。
実はアシダカグモやアンダーソンと言う蜘蛛は、見た目こそ苦手な人も多いでしょうが、実はゴキブリや小バエなどを餌としています。
そう言えば、最近ゴキブリが少なくなったけれど蜘蛛が増えたという経験をされて方も多いのではないでしょうか。
説くにアシダカクモは、その名前の通り足が長くグロテスクな姿をしています。
ゴキブリや小バエを食べてくれるとは言え、気持ち悪いものは気持ち悪いという人も多いです。
しかし、アシダカグモは周辺に餌がいなくなれば、どこかへ消えて行ってしまいますので、その期間のみ我慢してみるのも良いのではないでしょうか。

いかがでしたか。
家庭でできる害虫対策についてご紹介させていただきました。
基本的に害虫は、汚い部屋を好みます。
逆に言えばきれいで清潔な部屋には寄り付きません。
布団を干したり、掃除機をかけたりと言うのは普通の家事の一環として加えてみるのも良いのではないでしょうか。
特にアロマのペパーミントなどは、ゴキブリが嫌う匂いとして知られています。
また、最近ではハーブを使用した防虫グッズもホームセンターで販売されていますので、好みや部屋の状態に合わせて選んでみるのも良いのではないでしょうか。